最近は、出産後に実家へ感謝を伝えるのは、基本的に出産した本人やそのパートナーがするのが一般的になっています。
昔は、お互いの親同士が感謝の気持ちを伝え合うことも多かったんですが、最近ではそうした風習はだんだん減ってきています。ただ、今でも親同士でお礼を伝え合う家庭もあるので、どんな形で感謝を伝えるのがいいのか、マナーや贈り物の選び方を知っておくと安心ですよ。
産後に実家へお礼は必要?親同士の感謝のやり取りはどうする?
産後に実家へ行ったとき、親同士でお礼を言い合うべきかどうかは、その家庭の考え方によって違います。
基本的には、出産した本人やそのパートナーが感謝を伝えることが一般的ですが、義理の親が挨拶をしたり、お礼を言うケースもあります。
実家でのサポートといえば、家事や食事の準備、赤ちゃんのお世話など、かなりの負担を伴いますよね。だからこそ、親同士のやり取りがあるかどうかに関係なく、本人やパートナーから「ありがとう」の気持ちを伝えることが大切です。
伝統や家庭の習慣を大事にする場合
家族の慣習を大切にしている場合は、産後のお礼が親同士で交わされることもあります。
例えば、昔は結婚した女性が夫の家に入るのが一般的だったため、産後に実家でお世話になった際は、実家に対してお礼をするのが普通でした。また、家庭によっては赤ちゃんを「家の跡継ぎ」と考えることもあり、その場合、実家でのサポートも特別な意味を持つことになります。
こうした状況では、義理の親が出産した側の親にお礼を伝え、それが親同士の交流につながることもあります。家庭ごとの考え方を踏まえつつ、感謝の気持ちをしっかり伝えるのがポイントですね。
夫婦そろってお礼を伝える場合
産後の実家へのお礼が親同士で交わされないなら、夫婦で一緒に感謝の気持ちを伝えるのが自然な流れです。
実家でお世話になると、食事の準備や家事、赤ちゃんのお世話など、親がかなりサポートしてくれますよね。結婚後は家族の形も変わるので、そうした助けにしっかり感謝を示すことは大切です。
ただ、最近は昔ながらの風習を重視しない家庭も増えているので、場合によっては本人だけでお礼を伝えても問題ありません。
産後のお礼の相場は?現金とプレゼントの選び方
お礼の金額は だいたい2〜3万円 が目安とされています。
ただし、産後に実家でどれくらいの期間お世話になるかや、上の子が一緒に滞在するかどうかによって、包む金額が変わることもあります。
現金のお礼の目安
・ 2〜3万円 …短期間の滞在や、特に大きな負担をかけていない場合
・ 4〜6万円 …産前産後合わせて1〜2ヶ月ほど滞在した場合
産後の実家での滞在期間や、上の子を連れていたかどうかによっても、お礼の金額は変わってきます。一般的には、1ヶ月あたり2〜3万円を目安に考えるといいでしょう。
現金以外のお礼3選!こんなギフトもおすすめ
現金を包もうとしても、親によっては「そんなのいらないよ!」と受け取らないこともありますよね。そんなときに喜ばれやすいのが、形に残るギフトや体験型のプレゼントです。
- トラベルギフト
産後のサポートを頑張ってくれた親への癒しとして、温泉旅行やホテル宿泊のカタログギフトを贈るのは人気の選択肢。日帰り旅行やレストランのペアチケットも喜ばれます! - 高級グルメセット
普段は買わないような高級フルーツ、ブランド和牛、豪華なお取り寄せグルメなど、特別感のある食品もおすすめ。親が好きな食べ物をリサーチして選ぶと◎。 - リラックスグッズ
マッサージ機や、高級な入浴剤セット、アロマディフューザーなど、家でリラックスできるアイテムも喜ばれます。
産後の実家へのお礼は、金額だけでなく「どんな形で感謝を伝えるか」が大切。親の好みに合わせて、気持ちの伝わるお礼を選んでみてくださいね!
迷ったらコレ!親が選べるカタログギフトが便利
「何を贈ればいいか決められない…」そんなときは、カタログギフトがあると安心!
グルメや雑貨、インテリアなど、いろんなジャンルから両親が好きなものを選べるので、「本当に喜んでもらえるものを贈りたい」というときにピッタリです。
楽天でも人気の【ソムリエ@ギフト】シリーズなら、グルメやブランド品、スイーツなど豪華なラインナップが揃っていて、贈る側も選びやすいですよ!
美味しいもので感謝を伝えるなら「お取り寄せグルメ」
「とにかく美味しいもので楽しんでほしい!」という場合は、お取り寄せグルメもおすすめ。
普段なかなか食べられない高級食材や、ちょっと特別なご当地グルメを選べば、親にとっても嬉しいサプライズになります。好きな食べ物の好みをリサーチして、感謝の気持ちが伝わるプレゼントを選んでみてくださいね!
先輩ママの体験談!産後のお礼ってどうしてる?
産後のお礼の仕方は、両親との関係や子どもの人数によっても変わってきます。実際にどんな方法で感謝を伝えたのか、先輩ママたちのエピソードを紹介します!
- 💴 現金を渡した Rさん
「子どもが増えるごとに、実家での生活費や光熱費のことも考えて、現金を渡していました。1人目は3万円、2人目は5万円、3人目以降は10万円。母が『余った分は返すね』と言ってくれることもありましたが、特に夏場はエアコン代もかかるので、気持ちとして少し多めに包みました。」 - 🍽️ 特別なグルメをプレゼントした Hさん
「長女のときは実家に住んでいたのでお礼はしませんでした。でも、次女のときはちょっと特別なグルメを贈って、感謝の気持ちを伝えました。」 - 🍳 キッチングッズを贈った Mさん
「3ヶ月間たっぷりお世話になったので、お礼としてル・クルーゼのフライパンなど、ちょっと高級なキッチン用品を5万円分プレゼントしました!」 - 🍪 お菓子の詰め合わせを選んだ Fさん
「孫の顔を見せるだけで十分って言われるけど、やっぱり何かしら感謝を伝えたくて、お菓子の詰め合わせを贈りました。」 - 🍱 食事でお返しした Rさん
「最初は3〜5万円を渡そうとしたんですが、両親に『そんなのいらないよ!』と返されてしまって…。そこで、人気レストランのランチをテイクアウトして、一緒に食べることでお礼をしました。」 - 🎨 子どもが作ったアートをプレゼントした Pさん
「うちの両親は、お金を渡しても絶対に受け取らないタイプ。なので、敬老の日やクリスマスに子どもが作ったアートをプレゼントしています!」
💡 現金を渡すなら、のし袋のマナーもチェック!
産後のお礼として現金を包む場合、そのまま渡すのではなく、のし袋に入れるのが一般的です。
✅ のし袋の選び方
・紅白の蝶結びの水引がついたものを選ぶ
・表書きには「御礼」や「感謝」と記載
・夫婦の名前を記入
・派手すぎるデザインは避け、シンプルなものを選ぶ
✅ お礼を渡すタイミング
・里帰り出産の初日 に渡すのが一般的
・初めにきちんと感謝を伝えることで、気持ちよく滞在できる
【まとめ】お礼の方法は家庭ごとにさまざま!
産後の実家へのお礼は、現金を渡す人もいれば、旅行券やグルメギフトで感謝を伝える人も。
最近は親同士でお礼を交わすよりも、夫婦が直接伝えることが主流になっています。一般的な金額の目安は、2ヶ月の滞在で 4〜6万円 ほど。でも、お金にこだわらず、親の好みに合わせたプレゼントを選ぶのも◎。
産後のサポートにしっかり感謝を伝えて、実家との関係をより良いものにしていきましょう!