Zoomミーティングへの参加時に、進まない待機画面や、正しいパスコードを入力しても入れないという問題に遭遇することがありますね。
この記事で、Zoomの接続障害の主な原因と、それを解決するための効果的な方法を紹介します。
主要なトラブル原因と解決策
Zoomミーティングへの参加問題の原因と解決方法を調べたのでシェアします。
待機画面が進まない場合
- 原因
インターネットの接続が不安定である、Zoomアプリのバージョンが古い、ミーティングが開始されていない、デバイス設定の問題、ファイアウォールやセキュリティソフトによるブロック、ルーターの設定制限、Zoomシステムの障害などがあります。 - 対策
Wi-Fiとモバイルデータの切り替え、ルーターの再起動、Zoomアプリの更新、ホストとの連絡、デバイスの再起動、セキュリティ設定の確認、公式の障害情報のチェックなどが有効です。
ホストの承認を待っている場合
- 対策
ホストの承認を待つ、ホストに表示名を事前に伝える、ホストが有効にしていれば手動承認を依頼、自動承認設定を確認、他のデバイスで試す、ミーティングリンクを再確認、ホストの設定変更を確認するなどが効果的です。
正しいパスコードを入力しても入れない場合
- 確認事項
大文字・小文字の確認、不要なスペースがないか、最新のリンクを使用しているか、正しいアカウントでログインしているか、ホストがパスワードを更新していないか、ブラウザ版のZoomを試す、コピー&ペーストした際の誤りを確認、別のデバイスやブラウザからのログインを試みることです。
Zoomミーティングが待機中に固まった時の対処法

デスクトップとラップトップでの対応について。
「ホストがセッションを開始するまで待ってください」と表示された時
「ホストがセッションを開始するまで待ってください」と表示された時の手順をご説明します。
以下のステップで対応してみてください。
- セッションの開始時間を確認し、ホストに開始予定を問い合わせます。
- 別のデバイスやブラウザを使ってアクセスを試みます。
- Zoomアプリを最新バージョンに更新します。
- インターネット環境の安定性を確認し、必要に応じてWi-Fiから有線接続に切り替えます。
- 招待リンクが正しいか再確認し、正しいURLからアクセスしているかチェックします。
- アプリのキャッシュをクリアしてアプリケーションの問題を解消します。
- ブラウザ版のZoomを試してみます。
デバイス別のトラブルシューティング方法
デスクトップの場合
- Zoomアプリを再起動します。
- セキュリティソフトウェアの設定を見直し、Zoomがブロックされていないか確認します。
- ネットワーク設定をリセットします(ルーターの再起動やVPNの無効化を行います)。
- Zoomのキャッシュを削除します(設定メニューの詳細設定から行えます)。
- OSを最新のアップデートに更新して問題を修正します。
- 必要であればZoomを再インストールし、設定をデフォルトに戻します。
スマートフォンの場合
- アプリを一度アンインストールしてから再インストールします。
- データ接続とWi-Fiの切り替えを試みます。
- バックグラウンドで動作しているアプリを全て閉じます。
- OSを最新のアップデートに更新します。
- アプリ管理からZoomの権限設定(カメラ、マイク、ネットワークアクセスなど)を見直し、必要な権限を有効にします。
- バッテリーセーブモードをオフにしてアプリの制限を解除します。
- ブラウザ版ZoomをChromeやSafariなどで試します。
Zoomで特定の参加者が接続できない場合の原因と解決法もこれらのステップを試してみてください。
Zoomミーティングで特定の参加者が入室できない原因と対応策

Zoomミーティングに参加できない場合、その原因を特定し、適切に対応することが重要です。以下のステップに従って問題の解決を試みましょう。
入室できない原因を見つける方法
- ホストの設定を確認する
Zoomには「待機室」機能があり、これが有効になっている場合、ホストの承認が必要です。ホストに連絡して、承認を依頼してください。 - 認証設定を確認する
「認証されたユーザーのみ参加可能」という設定が有効になっている場合があります。この設定が有効な場合、Zoomアカウントでログインしているか、または招待されたメールアドレスで参加しているかを確認してください。 - 入室制限の設定を見直す
ホストが特定のユーザーグループやメールドメインを制限している場合、それに該当しないユーザーは入室できません。設定の見直しをホストに依頼してください。 - Zoomアプリのバージョンを確認する
古いバージョンのZoomを使用している場合、最新のセキュリティ機能に対応していない可能性があります。アプリを最新バージョンにアップデートしてください。
ミーティング参加制限の適切な管理方法
Zoomミーティングの参加制限を適切に管理することで、スムーズな入室を支援できます。
- 認証の解除
「認証されたユーザーのみ参加可能」という設定を無効にすることで、どんなユーザーでも参加できるようになります。しかし、セキュリティリスクを考慮して、不必要にこの設定を解除しないように注意してください。 - 参加可能なユーザーを変更する
ホストは特定のユーザーグループやメールドメインに限定して許可する設定を変更できます。問題が生じている場合は、ホストに設定の調整を依頼してください。 - 事前登録を利用する
事前登録機能を使用することで、参加者リストを事前に確認し、承認作業をスムーズに進めることができます。大規模なミーティングやウェビナーには特に有効です。 - ミーティングリンクを再発行する
招待リンクに問題がある場合、新しいリンクを発行することで問題を解決できることがあります。 - VPNやプロキシの設定を確認する
企業や学校のネットワークでZoomの使用が制限されていることがあります。VPNを無効にするか、別のネットワークで接続を試みてください。
これらの対策を行うことで、Zoomミーティングへの参加問題を解消し、スムーズな会議運営が期待できます。
Zoomの無料プランでの時間制約と対策

ラップトップを使ったZoom利用ガイド
Zoomの無料アカウントではいくつかの制限がありますが、特に40分のミーティング時間制限には注意が必要です。
無料アカウントでは次のような点に留意する必要があります。
- 40分の時間制限があり、これを超えるとミーティングは自動的に終了します。3人以上が参加する会議では、この制限が自動的に適用されます。
- ミーティングが終了した後、同じリンクで再度開始することができますが、参加者は再接続する必要があります。
- 無料プランでは同時に複数のミーティングを開催することができませんし、ウェビナーやクラウド録画、ブレイクアウトルームなどの高度な機能も使用できません。
有料プランへのアップグレードがもたらすメリット
- 時間制限なしで会議を実施できますから、長時間のミーティングも安心して行うことが可能です。
- ミーティングの内容をクラウドに保存できるため、後での共有やレビューが容易になります。
- 大規模なウェビナーやブレイクアウトルームの詳細な管理が行えますし、Zoom RoomsやZoom Phoneなどの追加機能を使って、企業向けの会議システムを強化できます。
無料プランの時間制限をうまく回避する方法
- ミーティングが40分に達する前に一時的に終了し、すぐに再開することでセッションを継続できます。
- 長時間の会議が必要な場合は、有料プランへのアップグレードを検討してください。
- ミーティング中に定期的に休憩を取り、参加者の集中力を維持しながら会議を再開しやすくします。
- Google MeetやMicrosoft Teamsなど、他のツールと併用することで時間制限を回避するのも一つの方法です。
- 効率的なミーティング進行のため、事前にアジェンダを作成し、不要な話題を省略することが重要です。
これらの対策を利用して、Zoomの無料プランの制約を賢く乗り越え、快適なオンラインミーティング環境を実現しましょう。
Zoomアプリのアップデートによるトラブル対処法

ノートパソコン、ヘッドホン、スマートフォン、ノートを使用した設定方法
Zoomアプリが古いと、動作が不安定になったりセキュリティ上の問題が生じることがあります。アプリを常に最新版に保つことで、これらの問題を防ぎつつ、機能の向上やセキュリティ強化を図ることができます。
PCでのアップデート手順
- Zoomアプリを開きます。
- 右上のプロフィールアイコンをクリックします。
- 「アップデートをチェック」を選び、最新バージョンに更新します。
- アップデートが完了したら、アプリを再起動し、変更が適用されたかを確認します。
- それでも問題が解消されない場合は、アプリをアンインストールして、Zoomの公式サイトから最新版を再インストールします。
スマートフォンでのアップデート手順
- App Store(iOS)またはGoogle Play(Android)を開きます。
- Zoomアプリを検索します。
- アップデートオプションがあれば「更新」をタップします。
- アップデート後、スマートフォンを再起動して変更を反映させます。
- 自動更新機能をオンにして、アプリを常に最新の状態に保ちます。
アップデート後のトラブル対応
- キャッシュの削除
Zoomのキャッシュをクリアしてアプリの安定性を向上させます。 - 接続の確認
Wi-Fiやモバイルデータの接続を切り替えて、ネットワークの問題がないかをチェックします。 - OSのアップデート
使用デバイスのOSを最新に更新し、互換性の問題を解消します。 - 別のデバイスでの確認
異なるデバイスでZoomを使ってみて、問題がデバイス固有のものかどうかを検証します。
これらの手順を踏むことで、Zoomのログイン問題を解決し、ミーティングへのスムーズな参加が期待できます。