2024年から2025年にかけての年末年始に、郵便局の営業スケジュールは多くの人や業界にとって重要な情報です。特に、郵便サービスに依存する仕事に就いている人々にとって、この期間の営業状況は大きな影響を及ぼします。
この記事では、今年の年末年始の郵便局の窓口業務、郵便物の配達、ATMの利用状況など情報を細かくまとめたので、年末年始の業務や計画をスムーズに進めるための参考にしてください。
2024年～2025年の郵便局の年末年始営業日と休業日
一般的に年末年始の郵便局の休業は、12月29日から1月3日までですが、法律上は12月31日から1月3日の4日間が基本の休業期間となっています。この期間を踏まえて、郵便、保険、貯金に関する具体的な詳細を見ていきましょう。
郵便窓口
まず、2024年から2025年の年末年始における、いわゆる「特定郵便局」（小規模な郵便局）の営業日について説明します。
特定郵便局は、都市部を中心に存在し、窓口業務をメインに行う小規模な郵便局のことです。従業員は通常2～10人程度で構成されており、利用者は年末に有給を取得しづらいことから、12月29日や30日に来訪することが多いです。
年賀状を元旦に確実に届けるには、12月25日までに投函するか、窓口で手渡すのが良いとされています。ただし、大規模な郵便局や土曜日も営業している郵便局は、この一般的なスケジュールに当てはまらない場合があります。
■2024-2025年 年末年始の小規模郵便局の営業日
- 12月27日（金）：通常営業
- 12月28日（土）：休業（一部で営業あり）
- 12月29日（日）：休業（一部で営業あり）
- 12月30日（月）：通常営業
- 12月31日（火）：休業（一部で営業あり）
- 1月1日（水）：休業（一部で営業あり）
- 1月2日（木）：休業（一部で営業あり）
- 1月3日（金）：休業（一部で営業あり）
- 1月4日（土）：休業（一部で営業あり）
- 1月5日（日）：休業（一部で営業あり）
- 1月6日（月）：通常営業
ゆうゆう窓口
「ゆうゆう窓口」は、通常の郵便局より規模の大きな局に設置され、夜間や土日祝日も利用できる窓口です。年末年始も営業しており、以下のサービスが行われますが、貯金業務は行っていません。
- 郵便物やゆうパック、書留の差し出し
- 切手、印紙、レターパック、スマートレターの販売
- 不在通知の荷物受け取り
- 局留め郵便の受け取り
- 国際郵便の発送
- 各種申請・届出書類の受付
各窓口の営業時間は異なるため、事前確認が必要です。営業時間の短縮はありませんが、年末年始は混雑する可能性があります。
ゆうゆう窓口は少人数の職員で対応しており、多くの来客をさばくのは厳しいのが現状のようです。この窓口は、通常の営業時間内に来られない人のために設置されているため、年末年始の利用は「必要な理由」を考慮しながら決めるのが良いでしょう。
配達業務
郵便局の窓口業務が休業期間中でも、配達業務には別のルールが適用されます。
2024年の祝日や土日などの期間、郵便物の配達は基本的に停止されますが、例外的にゆうパック、書留、速達などは引き続き配達されます。
■年末年始の配達スケジュール
- 12月27日（金）：通常配達
- 12月28日（土）：配達休止（ゆうパック、書留、速達などは通常配達）
- 12月29日（日）：配達休止（ゆうパック、書留、速達などは通常配達）
- 12月30日（月）：通常配達
- 12月31日（火）：配達休止（ゆうパック、書留、速達などは通常配達）
- 1月1日（水）：通常配達
- 1月2日（木）：配達休止（ゆうパック、書留、速達などは通常配達）
- 1月3日（金）：通常配達
- 1月4日（土）：配達休止（ゆうパック、書留、速達などは通常配達）
- 1月5日（日）：配達休止（ゆうパック、書留、速達などは通常配達）
- 1月6日（月）：通常配達
貯金窓口（ゆうちょ銀行）
ゆうちょ銀行の貯金窓口では、口座の管理などが行われていますが、これは銀行法に基づき、毎年12月31日から1月3日まで休業となります。
ATM（ゆうちょ銀行）
ATMの利用可能時間は設置場所によって異なるため、統一された営業日時はありません。
詳細を確認したい場合は「店舗・ATM－ゆうちょ銀行」の公式サイトを利用し、利用予定のATMの稼働状況を調べてください。多くのATM設置場所では年末に稼働時間の案内が表示されていると思います。
頻繁にATMを利用する人は事前に確認するか、近隣のコンビニでネット銀行のATMを活用するのが良いでしょう。
インターネットバンキング（ゆうちょダイレクト）
ゆうちょダイレクトの利用時間は毎年異なります。
2024年末から2025年初については、まだ公式情報は発表はされていませんが、昨年は、2023年12月31日（土）から2024年1月4日（水）までだったので、現時点ではこれを参考にしてください。
大規模郵便局（年中無休の窓口）
「大規模郵便局」は、通年で営業している郵便局の一種であり、年末年始でも休むことなくサービスを提供してくれます。
主に中央郵便局などに設置され、ゆうゆう窓口を備えているため、365日稼働しています。ただし、12月31日から1月3日までは多くの局で営業時間が15時までと短縮されるため、事前の確認が必要です。
■2024-2025年の年末年始営業スケジュール
- 12月27日（金）：通常営業
- 12月28日（土）：通常営業
- 12月29日（日）：通常営業
- 12月30日（月）：通常営業
- 12月31日（火）：通常営業
- 1月1日（水）：通常営業
- 1月2日（木）：通常営業
- 1月3日（金）：通常営業
- 1月4日（土）：通常営業
- 1月5日（日）：通常営業
- 1月6日（月）：通常営業
全国の365日対応の郵便窓口を探すには、「日本郵便株式会社」の公式サイトの「郵便局を探す」セクションで「ゆうゆう窓口を探す」を利用すると便利です。
この「ゆうゆう窓口」は以前は「時間外窓口」と呼ばれていたため、その名称に馴染みのある方もいるかもしれません。地域の主要な拠点に限られて設置されているため、数は限られています。
ゆうゆう窓口では保管郵便物の受け渡し、私書箱の設置、切手やハガキの購入、ゆうパックや郵便物の発送、各種書類の提出・受付など、一般的な窓口と同様のサービスを行っています。
小規模郵便局（配達窓口のみ）
一部には「配達窓口のみ」の小規模な郵便局もあります。これらの郵便局では、配達業務は休止され、窓口業務だけが行われます。
通常、平日のみの営業で、年末年始は12月31日から1月3日まで休業となることが多いです。
平日営業の郵便窓口と土曜営業の郵便窓口
平日だけ営業する窓口は、年末年始は12月31日から1月3日まで休業です。
そのため、2024年から2025年の年末年始は12月30日から1月3日まで休業するでしょう。土曜日も営業している郵便窓口の場合、年末年始の休業は12月31日と1月1日となる可能性があります。
配達業務
年末年始であっても、郵便物の配達は基本的に継続され、年賀状は例年通り届けられます。ただし、1月2日は配達が休止され、この日が唯一の配達休止日となります。
速達やレターパックは年末年始も変わらず配達されるため、配達員は休むことなく働く場合が多いです。年末年始の寒い時期でも変わらず配達してくれることに感謝しつつ、その過酷な労働に敬意を表したいと思います。
行政機関の年末年始休業｜2024年末～2025年初
2024年から2025年の行政機関の年末年始の休業は、通常12月28日から1月5日までの9日間が一般的です。つまり、行政機関はこの期間休業となります。
大企業や生産ラインを持つ大規模工場でも、同様に12月28日から休みに入るものと考えられます。今年の年末年始は、どこも大型連休になるのではないでしょうか。
