みなさん、こんにちは! 小学生の子を持つパパのこーすけです 😊
最近、上の子が理科で太陽系の勉強をしていて、「パパの頃は9個だった惑星が、今は8個になってるんだよ!」と教えてくれました ✨
実は私も「水金地火木土天海冥」って暗記した世代なんですよね。冥王星がなぜ惑星じゃなくなったのか、すっごく気になったので、しっかり調べてみました!🔍
衝撃の事実!冥王星が惑星から外された理由とは
なんと!冥王星が惑星から外された本当の理由は、その近くに冥王星とほぼ同じくらいの大きさの天体「エリス」が見つかったことなんです 😲
このことがきっかけで、冥王星は「惑星の条件」を満たさなくなっちゃったんですよ。そして、「準惑星」というカテゴリーに分類されることになりました 🌟
エリスってどんな天体なのか?
まずびっくりなのが、エリスは準惑星の中で最も重い天体なんです!🌟
- 質量は地球の0.28%(冥王星よりも26%も重い!)
- 直径は約2,326km(冥王星とほぼ同じくらい)
- なんと衛星も持っていて、その名前は「ディスノミア」
太陽の周りをぐるぐる回っているんですが、その軌道がすごくユニークなんです。まるでラグビーボールみたいな楕円を描いて公転しているんですよ 🏈
エリス発見のドラマチックな物語
2003年10月21日、アメリカのパロマー天文台で撮影された写真の中に、実はエリスが写っていたんです。でも、すぐには見つけられなかったんですよ 🔭
なぜかって?
エリスが夜空の中をすっごくゆっくり動いていたから!普通の探査方法では見つけられないくらいスローな動きだったんです 🐌
そして2005年1月5日、マイケル・ブラウンという天文学者とその仲間たちが、やっとエリスを発見!この発見は天文学界に大きな衝撃を与えることになりました 😲
エリスの発見で何が変わったの?
発見当初、エリスは冥王星よりも大きいと考えられていて、NASAは「第10惑星」って呼んでいたんですよ!
でもね、この発見がきっかけで大きな変化が起きました。
- 国際天文学連合が初めて「惑星」の定義を作ることに 📝
- 2006年8月、エリスは冥王星と一緒に「準惑星」という新しい分類に 🌠
- 太陽系の惑星の数が9個から8個になっちゃった!
面白いのが、エリスという名前の由来。ギリシャ神話の「不和と争いの女神」から名付けられたんです。まさに天文学界に不和と争いを引き起こした天体だったわけですね 😅
エリスの意外な特徴
エリスには、私たちの知らない興味深い特徴がたくさんあるんです!
- 自転周期が約25.9時間で、なんと地球とほぼ同じ! ⏰
- まだ一度も宇宙探査機が近くまで行ったことがない大きな天体なんです
- 1954年の写真にも写っていたことが後でわかった(すごい偶然!)🎯
エリスの発見が教えてくれたこと
エリスの発見は、私たちに大切なことを教えてくれました:
- 宇宙にはまだまだ知られていない大きな天体がある可能性が!
- 科学の定義は新しい発見によって変わることがある
- 観測技術の進歩で、今まで見えなかったものが見えるように 🔍
これからも宇宙には、エリスのような驚きの天体が眠っているかもしれませんね。子供たちと一緒に、新しい発見を楽しみに待ちたいと思います ✨
新しく決まった!惑星の3つの条件
2006年8月、チェコのプラハで開催された国際天文学連合(IAU)の総会で、それまでモヤモヤしていた惑星の定義がハッキリと決まったんです! 🎯
惑星の条件って、次の3つなんです!!
- 太陽の周りをグルグル回っていること 🌞
- 自分の重力で球形になれるくらい大きいこと ⭐
- 周りの軌道をキレイにお掃除できていること 🧹
実は冥王星、最初の2つはクリアしているんですが、3つ目の条件が満たせていないんです。
周りにエリスだけじゃなく、ハウメアやマケマケなどの天体がゴロゴロしているからなんですよね 😅
じゃあ準惑星って何?新しい定義を解説!
惑星の定義が決まった時に、準惑星についても明確な定義が作られました ✍️
準惑星の条件はこんな感じになってます(^^♪
- 太陽の周りをグルグル回ること
- 自分の重力で球形になれるくらい大きいこと
- 周りの軌道のお掃除が完璧じゃない
(自分の軌道の周りに他の天体が残っていること) - 他の惑星の衛星じゃないこと
1番目と2番目は惑星と同じ条件なんですよ! でも3番目が違うんです 🤔
なぜ70年以上も経ってから定義が変わったの?
これが超興味深いところなんです!🌟
実は1930年に冥王星が発見された時、当時の観測技術では地球くらいの大きさだと思われていたんです。でも実際は、質量は地球の0.0022倍、直径は0.186倍しかありませんでした 😮
面白いことに、その当時は「これが惑星だ!」という科学的な決まりがなかったんです。だから、なんとなく惑星って呼ばれていたみたい。
1992年以降、観測技術が進歩して、海王星よりも外側にある天体がどんどん発見されるようになりました。でも、それらは冥王星より小さかったので、惑星とは呼ばれませんでした 🔭
決定的だったのが2005年!冥王星より大きいエリスが見つかったんです。このときに「えっ、これって惑星なの?小惑星なの?」って大議論が巻き起こったんですよ 💭
そこで2006年、国際天文学連合が「重力」と「形」を基準に、はっきりと定義を決めることにしたというわけです!
ただし、この定義にも完璧じゃないところがあって、「他の恒星系には当てはまらない」とか「準惑星と惑星の境目があいまい」といった意見もあるみたいです 🤔
もしかしたら、将来また定義が変わって、冥王星が惑星に復活する可能性だってあるかもしれませんね!✨