Nintendo Switchに新しく導入された「バーチャルゲームカード」。
アップデート後に突然「バーチャルゲームカードを持っていません」という表示が出て困っている方も多いはずです。
この記事では、エラーメッセージの意味と、すぐに試せる解消方法を初心者にもわかりやすくまとめています。
「バーチャルゲームカードを持っていません」と表示される理由とは?
このエラーは、ダウンロードゲームが「バーチャルゲームカード」欄に登録されていない状態を知らせるものです。
購入済みのソフトが未登録だったり、ダウンロード履歴がない場合に表示されます。
つまり、「まだゲームの仮想カードがセットされていない」という通知なので、心配する必要はありません。
以下の方法で簡単に解決可能です。
すぐに試せる解決方法3ステップ
1. 本体ソフトを最新バージョンに更新する
設定メニューから「本体の更新」を行い、必ずバージョン20.0.0以上にしましょう。
アップデート後は電源を一度切って再起動します。
2. ニンテンドーアカウントとeショップを再確認
ソフト購入時のアカウントでサインインし直し、Nintendo eショップに接続して購入履歴を再同期します。
子どもアカウントの場合は、保護者アカウントとの連携状態もチェックしましょう。
3. 購入済みソフトを再ダウンロードする
「すべてのソフト」やeショップの「再ダウンロード」から購入済みゲームをもう一度ダウンロードします。
これによりバーチャルゲームカードが自動的に登録され、正常にセットされます。
バーチャルゲームカード機能の基本と特徴
バーチャルゲームカードは、ダウンロードゲームや追加コンテンツを仮想カードとして管理・共有できる便利な仕組みです。
セットされたソフトは本体にダウンロードされ、オフラインでも遊べます(セットや取り外し時のみオンラインが必要)。
パッケージ版ソフトは対象外ですが、最大2台のSwitch本体間で切り替え可能で、ファミリーグループ間なら最大14日間の貸出も可能です。
バーチャルゲームカードの「できること」と「制限」
できること | できないこと |
---|---|
ダウンロードソフトと追加コンテンツの一覧管理 | パッケージ版ゲームの登録 |
1台の本体に複数のカードをセット | 複数台で同時に同じソフトを起動 |
最大2台のSwitch本体で切り替え利用 | 他人への自由な貸し出し |
同一本体内の全ユーザーでプレイ可能 | 再貸出や無制限な共有 |
ファミリーグループ内で14日間の貸出 | Nintendo Switch Online専用コンテンツの貸出 |
セット完了後はオフラインでもプレイ可能 |
バーチャルゲームカードを活用すれば、ダウンロード版ゲームの管理や家族間でのシェアがよりスムーズになります。
ただし、一部制限もあるため、利用ルールを理解した上で活用しましょう。
なぜ「バーチャルゲームカードを持っていません」と出るのか?主な原因3つ
Nintendo Switchの新機能「バーチャルゲームカード」。
便利なこの機能ですが、アップデート後に「バーチャルゲームカードを持っていません」と表示され、困っているユーザーも多いのではないでしょうか。
この記事では、このエラーが表示される主な原因をわかりやすくご紹介します。
1. ダウンロード版ソフトが未購入
バーチャルゲームカードは、Nintendo eショップで購入したダウンロードソフトや追加コンテンツのみを管理する機能です。
これまでパッケージ版(カセット)しか購入していない場合、登録するゲームが存在しないため、このエラーが表示されるのは正常な動作です。
2. 本体のアップデート不足または再起動未実施
この機能はシステムバージョン20.0.0以上で利用可能です。
本体ソフトが最新ではない場合や、アップデート後に完全に再起動していない場合、機能が正しく反映されずエラーが出ることがあります。
本体の更新とシャットダウン後の再起動を行いましょう。
3. eショップの購入履歴が同期されていない
購入したダウンロードソフトは、ニンテンドーアカウントと連携されているeショップのライブラリに登録されます。
正しいアカウントでサインインしていないと、購入済みのソフトが反映されず、バーチャルゲームカードに表示されない原因になります。
特に子ども用アカウント利用時は、保護者アカウントとの連携設定も確認しておきましょう。
「バーチャルゲームカードを持っていません」原因別の解決方法
Nintendo Switchのバーチャルゲームカード機能は便利ですが、時に「バーチャルゲームカードを持っていません」というエラーに悩まされることがあります。
本体を最新バージョンに更新して再起動する方法
アップデートと再起動は基本ステップ
バーチャルゲームカード機能はシステムバージョン20.0.0以上で利用可能です。
未更新の場合は設定メニューから「本体」→「本体の更新」でアップデートを実施し、更新後は完全に電源を切って再起動しましょう。
これだけでホームメニューの表示が更新され、バーチャルゲームカードが正常に表示されるようになります。
ユーザーアカウントの連携確認も重要
改善しない場合は「ユーザー」設定から、ニンテンドーアカウントとの紐付け状態をチェックしましょう。
必要に応じて再ログイン・再連携を行うことで解消するケースもあります。
Nintendo eショップでライブラリを同期する方法
購入履歴を正しく反映させる手順
- eショップを開き、ゲームを購入したアカウントでサインイン
- 右上のプロフィールアイコンから「アカウント情報」→「再ダウンロード」を選択
- 一覧から再ダウンロードを実行し、ライブラリを更新する
それでも解消しない場合は、一度eショップからサインアウトし、再度同じアカウントでログインしましょう。
これにより同期が促進される場合があります。
タイトルを再ダウンロードしてバーチャルカードをセットする方法
最終手段として効果的
- ホームメニューまたはeショップからダウンロード版ソフトを1本選び、再ダウンロード
- 自動的にバーチャルゲームカード画面が開くので「この本体にセットする」を選択
- ホーム画面にアイコンが表示され、通常通りプレイ可能になる
この方法は、特にカード欄が完全に空の状態で効果的な最終対処法です。
【家族で活用】Switchのバーチャルゲームカード共有・貸し出し完全ガイド
Nintendo Switchの「バーチャルゲームカード」は、ファミリーグループ内や複数台のSwitch本体で便利に共有・貸し借りできる機能です。
ファミリーグループでのバーチャルゲームカード貸し出し方法
家族同士でゲームを貸し借りできる仕組み
ファミリーグループのメンバー間では、バーチャルゲームカードを使ってダウンロードソフトを貸し出すことが可能です。
貸し出し手順
- HOMEメニューで「バーチャルゲームカード」を開き、貸し出すユーザーを選択
- 貸したいソフトを選び「ファミリーに貸し出す」をタップ
- 貸し出し相手を指定して手続き完了
貸し出したソフトは最大14日間有効で、期間内は借りた側が自由にプレイできます。
ただし貸している間、貸し主はそのソフトを利用できない点に注意しましょう。
借りる側の操作方法
借りる側は、自身のSwitchで「バーチャルゲームカード」から「借りる手続き」を行い、相手のカードをセットします。
初回利用時は本体登録(ペアリング)が必要です。
貸出期間が終了すると、ソフトは自動で返却されます。
貸し出しの制限
- 最大3人まで同時に異なるソフトを借りることが可能(1台につき1本)
- 詳細な制限は任天堂の公式サポートを参照してください
オンラインライセンス設定との違いと注意点
オンラインライセンス設定でのプレイ方法
2025年4月以降、本体の「オンラインライセンス設定」をONにすることで、ネット接続中ならバーチャルゲームカード不要で購入済みソフトを起動できるようになりました。
これは「いつもあそぶ本体」に近い仕組みです。
注意したいポイント
- 同じソフトの同時起動は不可
- 常時インターネット接続が必要
- オフライン時はカードのセットが必須
自宅などWi-Fi環境がある場所ではオンラインライセンスが便利ですが、外出先などではバーチャルゲームカードの貸し借り機能が重宝します。
【FAQ完全版】Nintendo Switchバーチャルゲームカードのよくある質問集
Nintendo Switchのバーチャルゲームカードに関する疑問をまとめたFAQです。
SDカード保存の可否、オフライン利用方法、そして次世代Switch2との互換性まで、気になるポイントをわかりやすく解説します。
Q1. バーチャルゲームカードのゲームデータはSDカードに保存できる?
A. はい、可能です。
セットされたソフトは、自動的にmicroSDカードまたは本体保存メモリーへ保存されます。
- microSDカードが挿入されていればそちらが優先される
- 挿入していない場合は本体メモリーに保存
ただしセーブデータは本体メモリーのみ保存可能で、SDカードへの移動は不可です。
一度ダウンロードとセットが完了すれば、オフライン環境でも問題なくプレイできます。
Q2. オフラインでもバーチャルゲームカードで遊べる?
A. セット後はオフラインでもプレイ可能です。
最初のセットや貸し借り手続き時にはインターネット接続が必要ですが、一度セットすればオフラインでもゲームを起動・プレイできます。
注意点として、オンラインライセンス設定をONにしている場合は、オフラインでは認証ができずプレイできないため、事前にOFFにするかカードをセットしておきましょう。
Q3. Switch2でもバーチャルゲームカードは利用可能?
A. はい、対応しています。
2025年6月5日発売予定のNintendo Switch2も、バーチャルゲームカードに対応することが任天堂より発表されています。
- SwitchとSwitch2はアカウント単位で最大2台までカードをセット可能
- 旧型SwitchからSwitch2へスムーズにデータや利用状況を引き継ぎ可能
購入済みのダウンロードソフトをSwitch2でも引き続き楽しめる安心設計です。
【トラブル解消】Switchバーチャルゲームカードのよくある不具合と解決方法
Nintendo Switchの「バーチャルゲームカード」機能を利用中に発生しやすいトラブルについて、原因と対処法をまとめました。
「カード一覧が表示されない」「セットされていない表示が消えない」「再認証が必要になる」など、困ったときの参考にしてください。
カード一覧が真っ白で固まってしまう場合
ネットワークとmicroSDカードをまずチェック
- インターネット接続が不安定だとリストの読み込みに失敗する
- microSDカードに不具合がある場合も表示されないことがある
まずは通信環境とSDカードの状態を確認しましょう。SDカードは一度抜き差しすることで改善する場合もあります。
改善しない場合の対応
- バーチャルゲームカードのセット解除→再セット
- ソフトの再ダウンロード
- 必要ならデータ管理から不要データを削除後、再ダウンロード
これらの方法でほとんどのケースは解消できます。
「セットされていません」と表示され続ける場合
カード未セットが主な原因
- バーチャルゲームカードをセットしていない場合、この表示が出る
- 「バーチャルゲームカード」を開いて該当ソフトを「この本体にセットする」で解決可能
オンラインライセンス設定利用時の注意
- 設定がONならネット接続中は表示されない
- OFFの場合は必ずセット操作が必要
表示が消えない場合は、本体の再起動やeショップ再ログインで解決するケースもあります。
再認証が求められるケース
本人確認設定と2台目本体での認証について
- 本人確認の設定がONの場合、アクセス時にパスワードなどの認証が必要
- 2台目の本体で初回利用時はローカル通信によるペアリングが必要
いずれも一度認証を完了すれば、次回以降はスムーズに利用できます。
【まとめ】Switch「バーチャルゲームカードを持っていません」エラーの原因と対処法
Nintendo Switchの「バーチャルゲームカードを持っていません」というエラー表示が出たとき、何を確認し、どう対処すればよいのでしょうか?
原因と解決方法の確認ステップ
まずチェックすべき3つのポイント
- ダウンロード版ソフトがあるかどうか(物理ソフトのみの場合は正常動作)
- 本体ソフトウェアが最新版か
- 正しいニンテンドーアカウントでログインしているか
基本の確認だけで、エラーの原因が見えてきます。
解消までの基本手順
1. 本体のアップデートと再起動
2. 正しいアカウントでeショップにサインインしライブラリを同期
3. ソフトの再ダウンロードでカードを再セット
この手順を順に試せば、多くのケースでスムーズにエラーが解消します。
家族利用時は貸し借り機能を活用しよう
ファミリーグループを利用している場合は、バーチャルゲームカードの貸し借り機能を使うことで、他のSwitch本体でもゲームを楽しむことが可能です。
アップデート履歴をこまめにチェックする重要性
Nintendo Switchは定期的にシステム更新が行われており、アップデート後に新機能追加や不具合が起きることもあります。
- 公式サイトで更新履歴をチェックすることで、トラブルの原因や解決策をいち早く知ることが可能です
- 特にバーチャルゲームカードのような新機能については、公式情報が有力なヒントになります