Windows 11の最新バージョン「25H2」が2025年秋に正式リリースされ、早いものでリリースからすでに数ヶ月が経過しました。実際にアップデートに挑戦して「CPUが対応していなかった」「確認したはずなのにエラーが出た」と困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年6月時点の最新情報をもとに、IntelとAMD両メーカーのCPU対応状況を一覧でまとめます。自分のPCが対応しているかどうか3ステップで確認できる手順、そして「対応CPUなのにアップデートできない」時の原因と対処法まで、実際の状況をふまえて解説します。
Windows 11 25H2の基本要件とCPU対応状況【2026年最新】
基本CPU要件
Windows 11 25H2には、以下の要件が設定されています。
| 要件項目 | 内容 |
|---|---|
| アーキテクチャ | 64ビットプロセッサ |
| クロック速度 | 1GHz以上 |
| コア数 | 2コア以上 |
| ファームウェア | UEFI対応 |
| セキュリティ | TPM 2.0、セキュアブート |
これらはWindows 11登場当初から変わらない「必須要件」です。「推奨」ではなく「必須」であるため、1つでも満たさないとアップデート自体がブロックされます。
25H2で強化されたポイント
25H2では以下の機能が強化・追加されています。
VBS(仮想化ベースのセキュリティ)の標準有効化 メモリ保護やハードウェアベースの分離機能が標準でオンになりました。これにより、古い世代のCPUでは一部の機能が制限される場合があります。
AI・NPU関連機能 Intel Core Ultra(第2世代)やAMD Ryzen AI 300シリーズなど、NPU(Neural Processing Unit)を内蔵したCPUでは、Copilot+PCとしてAI機能をフルに活用できます。NPU非搭載のCPUでもWindows 11 25H2は使えますが、AI系の一部機能は制限されます。
2025年秋リリース後の実際の状況
正式リリース後に多くのユーザーが経験した問題をまとめると、主に以下の3パターンに集約されます。
- CPUは対応しているが、TPM 2.0の設定が無効になっていてブロックされた
- 古いマザーボードでUEFI設定が「Legacyモード」のままだった
- ストレージ空き容量不足(64GB以上が必要)で途中失敗した
このあたりの詳細は後述の「対応CPUなのにアップデートできない時」のセクションで解説します。
なお、25H2アップデート後に発生しやすい不具合については、「Windows 11 25H2不具合を症状別に解決|2026年最新版」で症状ごとに対処法をまとめています。あわせてご参照ください。
Intel CPU対応一覧【第8世代〜Core Ultra 2まで】
完全対応世代一覧表
| 世代 | コードネーム | 発売年 | 対応 |
|---|---|---|---|
| 第8世代 | Coffee Lake | 2017年 | ✅ 対応 |
| 第9世代 | Coffee Lake Refresh | 2018年 | ✅ 対応 |
| 第10世代 | Ice Lake / Comet Lake | 2019〜2020年 | ✅ 対応 |
| 第11世代 | Tiger Lake / Rocket Lake | 2021年 | ✅ 対応 |
| 第12世代 | Alder Lake | 2021年 | ✅ 対応 |
| 第13世代 | Raptor Lake | 2022年 | ✅ 対応 |
| 第14世代 | Raptor Lake Refresh | 2023年 | ✅ 対応 |
| Core Ultra 第1世代 | Meteor Lake | 2023〜2024年 | ✅ 対応 |
| Core Ultra 第2世代 | Lunar Lake / Arrow Lake | 2024〜2025年 | ✅ 対応(NPU搭載・AI機能フル対応) |
主なモデル別対応一覧
第8世代(Coffee Lake)
- デスクトップ:Core i3-8100 / i5-8400 / i5-8600K / i7-8700 / i7-8700K
- ノート:i5-8250U / i5-8350U / i7-8550U / i7-8750H
第9世代(Coffee Lake Refresh)
- デスクトップ:Core i3-9100 / i5-9400 / i5-9600K / i7-9700K / i9-9900K
- ノート:i5-9300H / i7-9750H / i9-9980HK
第10世代(Ice Lake / Comet Lake)
- デスクトップ:Core i5-10400 / i5-10600K / i7-10700K / i9-10900K
- ノート(Ice Lake):Core i5-1035G1 / i7-1065G7
- ノート(Comet Lake):Core i5-10210U / i7-10510U / i7-10750H
第11世代(Tiger Lake / Rocket Lake)
- デスクトップ:Core i5-11400 / i5-11600K / i7-11700K / i9-11900K
- ノート:Core i5-1135G7 / i7-1165G7 / i7-1185G7
第12世代(Alder Lake)
- デスクトップ:Core i5-12400 / i5-12600K / i7-12700K / i9-12900K
- ノート:Core i5-12500H / i7-12700H
第13世代(Raptor Lake)
- デスクトップ:Core i5-13400 / i5-13600K / i7-13700K / i9-13900K
- ノート:Core i5-13500H / i7-13700H
第14世代(Raptor Lake Refresh)
- デスクトップ:Core i5-14400 / i5-14600K / i7-14700K / i9-14900K
- ノート:Core i5-14500H / i7-14700H
Core Ultra世代(第1・2世代)の対応状況
2024年以降に発売された「Core Ultra」ブランドのCPUは、従来の「Core i」世代とは命名規則が変わっています。
Intel Core Ultra 第1世代(Meteor Lake)
| モデル例 | 特徴 |
|---|---|
| Core Ultra 5 125U / 125H | ノート向けメインストリーム |
| Core Ultra 7 155U / 155H / 165H | ノート向けハイパフォーマンス |
| Core Ultra 9 185H | ノート向けフラッグシップ |
Meteor LakeはIntelが初めてNPUを内蔵したアーキテクチャです。Copilot+ PCの要件(40 TOPS以上のNPU性能)は満たさないモデルが多いですが、Windows 11 25H2自体は問題なく動作します。
Intel Core Ultra 第2世代(Lunar Lake / Arrow Lake)
| モデル例 | 特徴 |
|---|---|
| Core Ultra 5 226V / 236V | Lunar Lake(超薄型ノート向け) |
| Core Ultra 7 256V / 266V | Lunar Lake(ノート高性能) |
| Core Ultra 5 245K | Arrow Lake(デスクトップ) |
| Core Ultra 7 265K / 265KF | Arrow Lake(デスクトップ高性能) |
| Core Ultra 9 285K | Arrow Lake(デスクトップ最上位) |
Lunar LakeはNPU性能が大幅に向上し、Copilot+ PC要件を満たします。AI機能を含むWindows 11 25H2の全機能をフルに活用できる世代です。
非対応CPU(第7世代以前)
| 世代 | コードネーム | 対応 |
|---|---|---|
| 第7世代 | Kaby Lake | ❌ 非対応(一部例外あり) |
| 第6世代 | Skylake | ❌ 非対応 |
| 第5世代以前 | – | ❌ 非対応 |
例外的な対応モデル(Microsoft公式)
- Core i7-7820HQ(特定の Surface Studio 2のみ)
- Core i5-7300U(特定の Surface Laptop 初代のみ)
これらの例外はMicrosoftが公式サポートする特定デバイスに限定されており、一般的なPCへの第7世代CPUでは対応しません。
AMD CPU対応一覧【Ryzen 2000〜Ryzen AI 300まで】
完全対応シリーズ一覧表
| シリーズ | コードネーム | 発売年 | 対応 |
|---|---|---|---|
| Ryzen 2000 | Pinnacle Ridge | 2018年 | ✅ 対応 |
| Ryzen 3000 | Matisse / Picasso | 2019年 | ✅ 対応 |
| Ryzen 4000 | Renoir | 2020年 | ✅ 対応 |
| Ryzen 5000 | Vermeer / Cezanne | 2020〜2021年 | ✅ 対応 |
| Ryzen 6000 | Rembrandt | 2022年 | ✅ 対応 |
| Ryzen 7000 | Raphael | 2022年 | ✅ 対応 |
| Ryzen 8000 | Phoenix / Hawk Point | 2024年 | ✅ 対応 |
| Ryzen 9000 | Granite Ridge | 2024年 | ✅ 対応 |
| Ryzen AI 300 | Strix Point | 2024〜2025年 | ✅ 対応(NPU搭載・AI機能フル対応) |
主なモデル別対応一覧
Ryzen 2000シリーズ(Pinnacle Ridge)
- Ryzen 5 2600 / 2600X
- Ryzen 7 2700 / 2700X
- Threadripper 2920X / 2950X / 2970WX / 2990WX
Ryzen 3000シリーズ(Matisse)
- Ryzen 3 3100 / 3300X
- Ryzen 5 3500 / 3600 / 3600X
- Ryzen 7 3700X / 3800X
- Ryzen 9 3900X / 3950X
- APU(統合GPU):Ryzen 3 3200G / Ryzen 5 3400G
Ryzen 4000シリーズ(Renoir)
- APU:Ryzen 5 4600G / Ryzen 7 4700G
- モバイル:Ryzen 5 4500U / Ryzen 7 4700U / Ryzen 9 4900H
Ryzen 5000シリーズ(Vermeer / Cezanne)
- デスクトップ:Ryzen 5 5600X / Ryzen 7 5800X / Ryzen 9 5900X / 5950X
- APU:Ryzen 5 5600G / Ryzen 7 5700G
- モバイル:Ryzen 5 5500U / Ryzen 7 5700U / Ryzen 9 5900H
Ryzen 7000シリーズ(Raphael)
- デスクトップ:Ryzen 5 7600X / Ryzen 7 7700X / Ryzen 9 7900X / 7950X
- モバイル(Dragon Range):Ryzen 9 7945HX
Ryzen 9000・AI 300シリーズの対応状況
AMD Ryzen 9000シリーズ(Granite Ridge)
Zen 5アーキテクチャを採用した最新のデスクトップCPUです。2024年後半に発売され、Windows 11 25H2との相性は良好です。
| モデル | 特徴 |
|---|---|
| Ryzen 5 9600X | 6コア、Zen 5、高シングルスレッド性能 |
| Ryzen 7 9700X | 8コア、Zen 5、バランス型 |
| Ryzen 9 9900X | 12コア、Zen 5 |
| Ryzen 9 9950X | 16コア、最上位デスクトップ |
AMD Ryzen AI 300シリーズ(Strix Point)
ノートPC向けの最新APUで、強力なNPUを内蔵しています。Copilot+ PCの要件(50 TOPS以上のNPU性能)を大きく超えており、Windows 11 25H2のAI機能を最大限に活用できます。
| モデル | NPU性能 | Copilot+ PC |
|---|---|---|
| Ryzen AI 5 340 | 50 TOPS以上 | ✅ 対応 |
| Ryzen AI 7 350 | 50 TOPS以上 | ✅ 対応 |
| Ryzen AI 9 365 | 50 TOPS以上 | ✅ 対応 |
| Ryzen AI 9 HX 370 | 50 TOPS以上 | ✅ 対応 |
非対応AMD CPU
| シリーズ | 対応 |
|---|---|
| Ryzen 1000シリーズ(Summit Ridge) | ❌ 非対応 |
| AMD FXシリーズ | ❌ 非対応 |
| AMD Aシリーズ APU(旧世代) | ❌ 非対応 |
| AMD Athlonシリーズ(旧世代) | ❌ 非対応 |
Ryzen 1000シリーズは技術的にはWindows 11の動作が確認されている場合もありますが、Microsoftの公式サポート対象外であり、25H2では完全に非対応とされています。
CPU対応状況の確認方法【2026年版・3ステップ】
手順1:システム情報でCPUを確認
まず自分のCPUが何世代・何シリーズかを確認します。
Windowsキー +Rを同時押し- 「ファイル名を指定して実行」に
msinfo32と入力してEnter - 「システム情報」が開いたら「プロセッサ」の項目を確認
表示例:
Intel(R) Core(TM) i7-10700K CPU @ 3.80GHz → 第10世代("10"が世代番号)
AMD Ryzen 7 5800X 8-Core Processor → Ryzen 5000シリーズ("5"がシリーズ番号)
Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H → Core Ultra 第1世代
AMD Ryzen AI 9 365 → Ryzen AI 300シリーズ
世代番号の読み方(Intel)
Core i7-10700K の場合、「i7-」の後の最初の1〜2桁が世代番号です。
i7-8700→ 第8世代i7-10700K→ 第10世代i7-12700K→ 第12世代
シリーズ番号の読み方(AMD Ryzen)
Ryzen 7 5800X の場合、「Ryzen X(グレード)」の後の最初の数字がシリーズです。
Ryzen 7 2700X→ 2000シリーズRyzen 7 5800X→ 5000シリーズRyzen 7 7700X→ 7000シリーズ
手順2:PC Health Checkで総合判定(2026年版UI対応)
Microsoft公式の「PC Health Check」アプリで、CPU以外の要件も含めて一括確認できます。
ダウンロード・使用手順
- Microsoft公式サイトで「PC Health Check」を検索、最新版をダウンロード
- インストールして起動(2026年現在、UIが刷新されています)
- 「Windows 11の互換性をチェック」ボタンをクリック
- 結果が表示される
結果の読み方
- 「このPCはWindows 11を実行できます」→ 25H2対応
- 「このPCは現在Windows 11の最小システム要件を満たしていません」→ 非対応
非対応と判定された場合、「詳細を表示」をクリックすると何が原因かが表示されます。「プロセッサ」「TPM 2.0」「セキュアブート」のどれが問題かを具体的に確認しましょう。
手順3:BIOS/UEFI設定の確認
CPUが対応していても、BIOS/UEFI設定が適切でないとアップデートできません。以下の3項目を確認してください。
確認すべき設定項目
| 設定項目 | 確認場所 | 有効にする値 |
|---|---|---|
| TPM 2.0 | SecurityまたはAdvancedタブ | Enable(IntelはPTT、AMDはfTPMと表記されることも) |
| セキュアブート | Securityタブ | Enabled |
| ブートモード | Bootタブ | UEFI(LegacyまたはCSMは無効化) |
BIOS画面の入り方
PC起動時に以下のいずれかのキーを連打します(メーカーによって異なります)。
F2(ASUS、Dell等)F12(Lenovo、HP等)Delete(MSI、GIGABYTE等)
設定変更後は「Save & Exit」で保存して再起動してください。
対応CPUなのにアップデートできない時の原因と対処法
「CPUは対応しているはずなのに25H2へのアップデートができない」という問い合わせが非常に多いです。原因の大半は以下の5パターンに集約されます。
よくある原因5パターン
①TPM 2.0が無効になっている
CPUが対応していても、BIOS側でTPM(またはfTPM/PTT)が無効になっているとアップデートがブロックされます。PC Health Checkの結果で「TPM 2.0」に×マークが付いている場合は、BIOS設定を確認してください。
②セキュアブートが無効になっている
古いOSからアップグレードしてきたPCでは、セキュアブートがオフのままになっているケースがあります。BIOS設定の「Secure Boot」を「Enabled」に変更してください。
③ブートモードがLegacy(CSM)になっている
特に古いマザーボードや、HDDから移行してきた環境では「Legacyモード」のままになっていることがあります。UEFIモードへの変更が必要です(ただし、ディスクのパーティション形式がMBRの場合はGPTへの変換も必要なため、データのバックアップを必ず先に実施してください)。
④ストレージの空き容量不足
25H2のアップデートには約64GB以上の空き容量が必要です。一時ファイルやゴミ箱を整理し、空き容量を確保してください。
⑤ドライバーの競合・古いドライバー
グラフィックドライバーや一部のデバイスドライバーが古い場合、アップデート途中でエラーになることがあります。Windows Updateや各メーカーのサイトから最新ドライバーに更新してから再試行してください。
解決手順フロー
PC Health Checkで確認
↓
「プロセッサ」に×マーク → このページの対応一覧表で再確認
「TPM」に×マーク → BIOS設定でTPM/fTPM/PTTを有効化
「セキュアブート」に×マーク → BIOS設定でSecure Boot有効化
すべて○なのにアップデートできない → ストレージ空き容量・ドライバーを確認
25H2アップデート後にブルースクリーンが発生した場合は、「Windows11 25H2でブルースクリーン連発!原因と確実な直し方15選【2026年版】」をご参照ください。
非対応CPUの場合の対処法
CPUアップグレード(デスクトップPCの場合)
デスクトップPCはマザーボードのソケットが対応していればCPUだけ交換できます。
Intelのソケット対応表
| ソケット | 対応世代 | CPUの例 |
|---|---|---|
| LGA1151 | 第8〜9世代 | Core i7-9700K等 |
| LGA1200 | 第10〜11世代 | Core i7-10700K等 |
| LGA1700 | 第12〜14世代 | Core i7-12700K等 |
| LGA1851 | Core Ultra 第2世代(Arrow Lake) | Core Ultra 7 265K等 |
AMDのソケット対応表
| ソケット | 対応シリーズ | CPUの例 |
|---|---|---|
| AM4 | Ryzen 2000〜5000 | Ryzen 5 5600X等 |
| AM5 | Ryzen 7000〜9000 | Ryzen 7 9700X等 |
費用の目安(2026年現在)
- エントリークラス(Ryzen 5 5600X、Core i5-12400等):15,000〜25,000円前後
- ミドルクラス(Ryzen 7 7700X、Core i7-12700K等):30,000〜50,000円前後
- ハイエンド:60,000円以上
PC買い替えのポイント
新しいPCを購入する場合のチェックポイントです。
- CPU世代:Intel第12世代以降、またはAMD Ryzen 7000以降が現時点ではおすすめ
- プリインストールOS:Windows 11搭載モデルを選ぶと設定済みで安心
- メモリ:16GB以上(8GBでも動くが、AI機能を快適に使うには16GB推奨)
- ストレージ:256GB以上のSSD
AI機能(Copilot+)を活用したい場合は、NPU内蔵モデル(Intel Core Ultra第2世代、AMD Ryzen AI 300シリーズ搭載機)を選ぶと長く使えます。
強制アップデートを一時的に止めたい場合は「Windows11 25H2強制アップデートを止める5つの方法【2026年版】」も参考にしてください。
Windows 10延長サポートの現状
Windows 10は2025年10月14日にMicrosoftによる通常サポートが終了しました。2026年現在、個人ユーザーは有償の「Extended Security Updates(ESU)」プログラム(年間約3,000円前後)に加入することでセキュリティアップデートを継続して受けられます。
ただし、セキュリティリスクは徐々に高まるため、PCを長く安全に使い続けるには、早めにWindows 11対応環境への移行を検討することをおすすめします。
Windows 11 25H2アップデート前の準備チェックリスト
アップデート前に以下の項目を確認しておくと、失敗のリスクを大きく減らせます。
ハードウェア要件
- [ ] CPU:対応世代・シリーズを確認済み
- [ ] メモリ:8GB以上(推奨16GB以上)
- [ ] ストレージ:64GB以上の空き容量あり
- [ ] TPM 2.0:BIOS設定で有効化済み
- [ ] セキュアブート:BIOS設定で有効化済み
- [ ] ブートモード:UEFIモードであることを確認済み
バックアップ
- [ ] 個人ファイル(ドキュメント・写真・動画等)
- [ ] ブラウザのブックマーク・パスワード
- [ ] メールアカウント設定
- [ ] 重要なアプリの設定ファイル
推奨バックアップ方法 外付けHDD/SSDへの手動コピー、またはOneDriveやGoogle Driveへのクラウド同期が確実です。
アップデート実行時の注意点
- AC電源に接続した状態で実施(バッテリーだと途中で失敗するリスクあり)
- 安定したWi-Fi環境で実施
- 2〜4時間程度の余裕を持って開始
- アップデート中はPCの電源を絶対に切らない
25H2アップデートが遅い・進まないと感じた場合は「Windows11 25H2が遅い時の解決法|ダウンロード時間短縮のコツ」をご参照ください。
よくある質問
Q. 第7世代Intel CoreでWindows 11 25H2は絶対に使えませんか?
公式には非対応です。技術的な回避方法(レジストリ変更等)も一部で紹介されていますが、Microsoftのサポート対象外となり、将来のアップデートで突然動作しなくなる可能性があります。安定性やセキュリティを重視するなら、対応CPUへの交換またはPC買い替えを推奨します。
Q. CPUは対応しているのにアップデートできません。
TPM 2.0の有効化、セキュアブートの有効化、UEFIブートモードの設定を順に確認してください。PC Health Checkの「詳細を表示」で具体的な非対応理由が表示されます。それでも解決しない場合はストレージ空き容量とドライバーの更新を確認してください。
Q. Core Ultraと従来のCore iは何が違いますか?
「Core Ultra」は2023年末以降のIntel新ブランドで、NPU(AI処理専用ユニット)を内蔵しているのが最大の特徴です。Windows 11 25H2のAI機能(Copilot+)を最大限活用するにはCore Ultra第2世代(Lunar Lake / Arrow Lake)が最適です。従来の第8〜14世代「Core i」シリーズもWindows 11 25H2は動作しますが、一部のAI機能は利用できません。
Q. AMD Ryzen AI 300シリーズはWindows 11 25H2で何ができますか?
Ryzen AI 300シリーズ(Strix Point)は50 TOPS以上のNPU性能を持ち、Copilot+ PCの要件を満たします。「ライブキャプション」「Cocreator(画像生成)」「AIによるウィンドウ自動整理」など、25H2で追加されたAI機能をフルに利用できます。
Q. 仮想マシンでWindows 11 25H2は動作しますか?
仮想TPM 2.0の有効化、UEFIブート設定、セキュアブート対応、十分な仮想CPUコア数とメモリ割り当てを満たせば動作します。VMware、Hyper-V、VirtualBoxの主要な仮想化ソフトウェアはいずれも対応済みです。
Q. アップデート失敗時の復旧方法は?
以下の順序で試してください。(1)自動復旧:再起動時に前バージョンへ自動復元、(2)システム復元:事前作成の復元ポイントから回復、(3)回復オプション:Windowsの設定→回復から前バージョンへ戻す、(4)システムイメージ復元:事前バックアップからの完全復元。事前のバックアップが最も重要です。
Q. 企業PCでの対応状況を一括確認する方法は?
Microsoft Assessment and Deployment Kit(ADK)、Windows Analytics、System Center Configuration Managerのハードウェアインベントリ機能、PowerShellスクリプトによる自動チェックなどが効果的です。大規模環境では段階的な移行計画が重要です。
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- Windows11の不具合まとめ|症状別の完全対処ガイド
まとめ:Windows 11 25H2対応CPU
2026年6月現在、Windows 11 25H2への対応状況をまとめると次のとおりです。
対応しているCPU
- Intel:第8世代(Coffee Lake)以降、Core Ultra第1・2世代
- AMD:Ryzen 2000シリーズ以降、Ryzen AI 300シリーズ
非対応のCPU
- Intel:第7世代(Kaby Lake)以前(一部例外あり)
- AMD:Ryzen 1000シリーズ以前、FXシリーズ等
CPUが対応していても、TPM 2.0・セキュアブート・UEFIモードの設定が揃っていないとアップデートできません。PC Health Checkで総合確認することを強くおすすめします。
非対応の場合は焦らず、費用対効果をふまえてCPUアップグレードかPC買い替えかを判断してください。Windows 10の延長サポート(有償)という選択肢もありますが、長期的には移行が必要になります。
25H2リリース後の不具合情報やアップデートの全体像については、「Windows11 24H2 / 25H2完全ガイド|出てこない原因と対応CPU」もあわせてご覧ください。
▶ 24H2 / 25H2アップデートの注意点・全体まとめはこちら Windows11 25H2アップデート注意点を完全解説【2026年版】

