Windows 11で作業中に突然画面が固まって、マウスやキーボードが一切反応しなくなる―こんな症状でお困りではありませんか?
重要な作業中にフリーズが発生すると、データの消失リスクもあり非常に不安になりますよね。強制再起動を繰り返すうちに、パソコン自体の故障を心配される方も多いでしょう。
Windows 11が頻繁にフリーズする原因は1つではありません。しかし、段階的に原因を確認して対策を実行すれば、必ず改善できます。この記事では、今すぐ試せる7つの対処法を詳しく解説します。
Windows11が頻繁にフリーズする主な原因
フリーズの多くは設定や常駐アプリの見直しで改善でき、パソコン本体の故障であるケースは多くありません。
スタートアップ・常駐アプリの影響
Windows 11のフリーズで最も多い原因は、起動時から裏で動き続けるアプリが多すぎることです。
スタートアップに登録された常駐アプリは、パソコンの電源を入れた瞬間からメモリとCPUを消費し続けます。特に、クラウドストレージの同期アプリ、チャットソフト、ゲームランチャーなどが同時に動作すると、システム全体が不安定になりフリーズが発生しやすくなります。
知らないうちにスタートアップアプリが増えているケースが非常に多いため、定期的な見直しが重要です。
大型アップデート後の不具合
Windows 11の24H2や25H2といった大型アップデート後に、フリーズが頻発するようになった事例も数多く報告されています。
大型アップデートでは、システムの根本的な変更が行われるため、既存のドライバーや設定との互換性問題が発生することがあります。また、アップデート後はバックグラウンドで最適化処理が実行されており、この期間中は一時的にシステムが不安定になりがちです。
メモリ不足・CPU負荷
メモリ容量不足や過度なCPU負荷も、フリーズの直接的な原因となります。
特にメモリが4GB以下のパソコンでは、Windows 11の動作に必要な容量が不足しやすく、複数のアプリを同時使用するとフリーズが発生します。また、Chromeなどのブラウザで大量のタブを開いている場合も、メモリを大量消費してシステム全体を不安定にします。
ドライバー・周辺機器トラブル
古いドライバーや、問題のある周辺機器もフリーズの要因となります。
特に、グラフィックドライバーが古い場合、画面描画処理でエラーが発生してシステム全体が固まることがあります。また、USB機器、外付けHDD、プリンターなどの周辺機器が原因でフリーズが起こるケースも珍しくありません。
今すぐできる!フリーズ対策7選
対策① フリーズ時の基本対処(Ctrl + Alt + Del)
フリーズが発生した際の基本的な対処法から確認しましょう。
手順:
- Ctrl + Alt + Del を同時押し
- タスクマネージャーを選択
- 応答していないアプリを確認
- 問題のあるアプリを選択して「タスクの終了」
この方法で一時的にフリーズが解除されることがあります。また、どのアプリが原因でフリーズが発生しているかを特定する手がかりにもなります。
対策② スタートアップを整理する
最も効果的な対策は、不要な常駐アプリを減らすことです。
手順:
- Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く
- 「スタートアップ」タブをクリック
- 起動への影響が「高」のアプリを確認
- 不要なアプリを右クリックして「無効にする」
無効化を推奨するアプリ:
- Spotify、iTunes(音楽アプリ)
- Skype、Discord(チャットアプリ)
- Adobe Updater(更新チェックソフト)
- ゲームランチャー類
常駐アプリを減らすことで、メモリとCPUに余裕が生まれ、フリーズの発生頻度を大幅に減らせます。
▶ Windows11のスタートアップ設定を詳しく知りたい方は
「Windows11スタートアップ設定完全ガイド」も参考にしてください。
対策③ Windows Updateを最新にする
システムの不具合を修正するため、Windows Updateを最新状態にしてください。
手順:
- 設定 > Windows Update
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 利用可能な更新をすべてインストール
- 再起動が要求されたら実行
Microsoft は定期的にフリーズやクラッシュを修正するパッチをリリースしています。最新の更新を適用することで、多くのフリーズ問題が解決されます。
対策④ メモリ・CPU使用状況を確認
現在のシステム負荷を確認して、異常なプロセスがないかチェックします。
手順:
- タスクマネージャーを開く
- 「プロセス」タブを選択
- CPU、メモリの使用率を確認
- 異常に高い数値のプロセスがあれば終了
注意すべき数値:
- CPU使用率が常時80%以上
- メモリ使用率が90%以上
- 正体不明のプロセスが高負荷
これらの状況が続いている場合は、該当プロセスを終了するか、原因となるソフトウェアのアンインストールを検討してください。
対策⑤ ドライバーを更新する
特にグラフィックドライバーを最新版に更新することで、フリーズが改善する場合があります。
重要なドライバー:
- グラフィックドライバー(NVIDIA、AMD、Intel)
- チップセットドライバー
- ネットワークアダプター
手順:
- デバイスマネージャーを開く
- 「ディスプレイアダプター」を展開
- グラフィックカードを右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
可能であれば、メーカー公式サイトから最新ドライバーをダウンロードすることを推奨します。
対策⑥ 周辺機器を一度外す
接続している周辺機器が原因でフリーズが発生している可能性があります。
確認対象の機器:
- USB機器(マウス、キーボード以外)
- 外付けHDD・SSD
- プリンター
- Webカメラ
- Bluetooth機器
手順:
- すべての周辺機器を取り外す
- パソコンを再起動
- フリーズが発生するかテスト
- 問題なければ機器を1つずつ再接続
この方法で原因となる機器を特定できれば、その機器のドライバー更新や交換を検討してください。
対策⑦ それでも直らない場合の最終手段
上記の対策で改善しない場合は、より根本的な診断が必要です。
セーフモードでの確認:
- 設定 > システム > 回復
- 「今すぐ再起動」(PC の起動をカスタマイズ)
- トラブルシューティング > 詳細オプション > スタートアップ設定
- セーフモードで起動してフリーズの有無を確認
クリーンブート: システム構成(msconfig)から最小限のサービスのみで起動し、どのプログラムが問題を起こしているかを特定できます。
アップデート後にフリーズが増えた場合
Windows 11の24H2や25H2といった大型アップデート後にフリーズが頻発するようになった場合は、一時的な最適化処理が原因である可能性があります。
アップデート直後は以下の処理がバックグラウンドで実行されるため、システムが不安定になりがちです:
- インデックスの再構築
- システムファイルの最適化
- セキュリティ機能の初期化
多くの場合、数日から1週間程度で自然に安定します。ただし、2週間以上経っても改善しない場合は、上記の対策を順次実行することをおすすめします。
▶ 24H2 / 25H2アップデート後の不具合や注意点は、
「Windows11 24H2 / 25H2アップデート完全ガイド」にまとめています。
フリーズを防ぐための予防策
今後フリーズを発生させないため、以下の点に注意してください。
常駐アプリの管理: 新しいソフトをインストールする際は、スタートアップ登録の有無を確認し、必要のないものは無効化してください。
メモリに余裕を持つ: メモリ使用率が常時80%を超えないよう、不要なアプリは終了する習慣をつけましょう。特にブラウザのタブの開きすぎに注意してください。
アップデート直後の注意: 大型アップデート直後は、無理に設定変更や大量のソフトインストールを行わず、1週間程度は様子を見ることをおすすめします。
なお、Windows11では不具合が「単発」ではなく、複数の症状が連鎖して起こるケースも少なくありません。
動作が重い・フリーズ・再起動・画面表示・通信トラブルなど、他の症状もあわせて確認したい場合は、以下のまとめ記事をご覧ください。
▶ Windows11の不具合まとめ|重い・フリーズ・再起動など症状別の完全対処ガイド
まとめ:Windows11が頻繁にフリーズする原因と解決法
Windows 11が頻繁にフリーズする原因は複数ありますが、最も効果的な対策はスタートアップアプリの整理です。
まずは不要な常駐アプリを無効化し、それでも改善しない場合はWindows Updateやドライバー更新を順次実行してください。
ほとんどのケースで、これらの対策によりフリーズ問題は解決されます。
フリーズ以外にも、起動の遅さや画面表示の不具合が出ている場合は、Windows11の不具合を症状別にまとめた記事も参考にしてください。

